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青年ユニオンとは

 首都圏青年ユニオンは、パート・アルバイト・フリーター・派遣・正社員、つまりどんな働き方でも、どんな職業でも、誰でも一人でも入れる若者のためのユニオン(労働組合)です。

 仕事をめぐる悩みやトラブルは、なかなか一人で解決できるものではありません。労働組合とは、そうした問題を個人任せにせず、みんなで力を合わせて問題を解決していくための組織です。またユニオンは、トラブルを解決するだけでなく、同じような境遇にある仲間と出会い、人生を豊かなものにしていくことのできる場です。

 青年ユニオンは、若者主体の組合なので、若者のセンスで、将来の不安を抱える若者固有の問題に取り組みます。なお、よく聞かれますが、首都圏青年ユニオンには加入年齢上限はありません。高校生や大学生、大学院の組合員もいます。

青年ユニオンに加入しよう!

 「仕事で困ったことがある。だから組合に入った」、「今は学生だけど、これから働く先に組合があるかどうかわからない。今から組合に入って勉強する」などさまざまな理由から労働組合に加入する若者が多くいます。
首都圏青年ユニオンに加入して、仕事の悩みを改善しませんか。
 そして、一緒に社会や労働状況の考えていきましょう。職場に組合が無くても一人で入れる組合「首都圏青年ユニオン」があります。一人で入れる組合ですが、ひとりぼっちにはしません。また、首都圏青年ユニオンには顧問弁護団もあります。


首都圏青年ユニオンでは団交、争議行動の他にも、以下のような活動をしています。

 

1.組合から連絡はメーリングリストを使っています。また毎月ニュースレターを作成し、メールで配布  

  しています。

2.定期的に現在行っている活動について組合員と共有するためオンライン活動報告会を行っています。

 

3.顧問弁護団による労働法講座など様々な学習会を開催しています。

 

4.組合員は顧問弁護団に労働問題以外でも初回無料で相談可能です。

 

5.団交や争議行動に参加した組合員には、往復3000円までの交通費を支給しています。

​6.学生組合員が中心になって、学生向けの組合活動や学習会を行っています。


加入希望の方は、まずは組合事務所まで電話またはメール下さい。資料をお送りいたします。

 

青年ユニオンができるまで

 首都圏青年ユニオンは2000年12月、パート・アルバイトなど不安定雇用の青年たちが中心となって結成された労働組合です。

 「学校を卒業するときは、しばらくはアルバイト暮らしでも、そのうちに正規で就職できると思っていた。しかし、就職試験を落ち続けるうちに、今の仕事でも守る必要があると思って組合を作った」結成メンバーで初代委員長の名取さんは、結成のときにこう述べています。

 首都圏青年ユニオンは、青年中心の一般労働組合(産業、職種を問わない労働組合)として結成されました。20代の組合員が過半数を占める、文字通り青年の労働組合。60%以上の組合員が非正規雇用です。

 結成以来、青年ユニオンの活動はマスコミでも大きく報道されました。そうした記事や番組を見て相談を寄せ、その中で加入するケースのほか、他の労働組合や弁護士に相談をし、そこからの紹介、同級生や友人からの紹介や職場の仲間からの紹介という形での加入が相次いでいます。

​多様な労働者が集まる青年ユニオン

 首都圏青年ユニオンには、東京・神奈川・千葉・埼玉など、首都圏各地の若者が加入しています。

 メンバーの多くは、パート・アルバイト・フリーター・派遣・契約社員・請負などの、いわゆる「非正規雇用労働者」です。近年、とりわけ青年の間で、非正規労働者の割合が急増しています。もちろん、正社員として働く仲間も、失業中の仲間もいます。

 女性のメンバーが活躍できるのも、青年ユニオンの特徴です。世界的にみても、元気な労働組合には女性が多いという共通点があります。

 職種的には、今のところ、教育産業(塾や家庭教師)、医療・福祉、コンビニや外食産業、夜間の仕事、学生アルバイトとして働く若者などが加入しています。

 働き方や職種は様々ですが、同じような境遇にある若い仲間がいます。業種や地域ごとの分会づくりも、これから進めていきます。

青年ユニオンの組合費


 首都圏青年ユニオンの活動を支えるため、毎月組合員から組合費を郵便貯金口座から自動引き落としでいただいています。
 組合費は月収に応じて計算します(表)。

組合紹介リーフレット
 
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