「飲食店ユニオン」は、2021年1月13日記者会見を開き、大手ラーメンチェーン「一風堂」の運営会社に対して休業手当の支払いを求めて団体交渉を申し入れました。
昨年4月から大企業の非正規労働者で休業補償されないという相談は尽きません。今回の時短要請下でも、無補償シフトカットが行われています。
特に飲食は8割が非正規。非正規労働者が業界を支え、社会を支えています。補償はあって然るべきです。 「一風堂」は全アルバイトに休業補償を行うべきです。
雇用調整助成金による助成率は、大企業飲食も100%に引き上げられました。しかし、一風堂のように、「シフトが未確定だった分はそもそも休業扱いにならない」などと言って休業手当を払わない企業があとを絶ちません。
また、労働者が直接申請できる「休業支援金」は、大企業労働者が対象外とされています。
飲食店ユニオンでは、会社に支払いを求めると同時に、非正規労働者にも休業補償が届くよう、厚労省にも制度拡張を要請しています。
<報道>いずれも2021年1月13日付
・弁護士ドットコム
・NHKニュース
・朝日新聞デジタル
・テレ朝ニュース
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000203956.html
写真はテレ朝ニュースより
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